ここにカスタムプラグイン1が入ります。

2008年02月18日

企画勝負なんです「叡山電車のつくる京都観光」

○東京-新大阪間を2時間20分台で走るN700系のぞみにはもう乗りましたか?

○京都-大阪を結ぶ京阪特急には テレビカーがあるって知ってましたか?
なんだか、小田急線のロマンスカー的な香りがして素敵なんです。

○京都駅の0番ホームは北陸行き列車の発着ホーム。
 サンダーバードなんか特に“乙女萌え系”の車両だと思いませんか?

○難波-和歌山を結ぶ南海電車の特急「ラピート」のシートは豹柄。
 やっぱり大阪やなぁと思うのは私だけ?

…そんな鉄子はお嫌いですか?



さて、先週末に雑誌「nid」の取材で、
京都を代表するローカル電車・叡山電車(略称・叡電)さんに取材に行ってきました。

昨年、らくたび文庫さんから『叡電ゆるり各駅めぐり』という
乙女ブックが発刊されたこと、また沿線の一乗寺駅がカルチャーメッカとして
注目を集めつつあることもあり、最近では観光中の女子の利用談も多く耳にするように。



実際に叡電さんにうかがったところ、
他の電鉄さんの収入の大半が通勤定期であるのに対し、
叡電さんでは通勤利用が半分、観光利用が半分だそう。
(一乗寺、修学院、貴船、鞍馬…など確かに停車駅の界隈は観光名所ばかり!)

そこで、
「ローカルで希少な電鉄だからこそ個性のある電車にしよう!」と考え、
○現在12両ある現役の車両のほぼ全てが異なるデザインカラーの車体で構成、
○特に「きらら号」「こもれび号」などユニークな車体の発案、
○周辺の観光名所とセットにした観光切符の企画&発売、
という取り組みを盛んに行っているのです。


「一日で沿線をすべてまわるのは難しいと思うけれど、
 少し時間をかけてゆっくり足を運んで欲しいんです。
 僕ら鉄道会社はあくまでも『移動のための手段』、
 地域と一帯になって『地域の魅力を売って』いかなくては ならないんですよ。」


との談。




叡電の往復乗車券+鞍馬寺 愛山券+くらま温泉露天風呂入浴券がセットになった
「鞍馬・貴船散策チケット」(1700円)なんか、この時期にピッタリですね。

あくまでも「地域ありき」とのことですが、
その地域の埋もれた魅力を発掘し、発信することが
どれほどありがたいことか、はかりしれません。


_________________________________Pick up!

●叡電沿線 鍋合戦

「叡電が仕掛ける、冬の京都のあったか企画」



<鍋合戦の心得/参加方法>
一、鍋合戦参加店舗より、お好みの鍋料理店を選ぶ。
二、叡山電車に乗れる乗車券を買う。
三、乗車券とパンフレットを「出町柳駅」または「修学院駅事務所」にて、
   係員に提示する。
四、パンフレットに付いている“鍋クーポン”に叡電印を押印してもらう。
五、叡電印を押印したパンフレットを鍋料理店にて提示する。

2008年1月15日(火)〜3月31日(月)
場所/叡電「鍋合戦」参道店舗一覧
★詳しくは駅パンフレットをご参照ください
_________________________________


>カメラ系・鉄ちゃんの皆様
叡電のおすすめ撮影ポイントは貴船駅です。
きらら号に乗車して、おでかけくださいませ。


関連リンク)叡山電車

             (Text by Mariko OKU)


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Posted by nozomi-entry at 21:47Comments(0)観光