ここにカスタムプラグイン1が入ります。
2008年02月05日
着物でエコ「京小町night~Kyo eco machi~」
先週の日曜日、女子大生が主催する
大がかりなイベントがるという情報を聞きつけ、取材に行って来ました。
2月3日。烏丸蛸薬師にあるフローイング烏丸で
行わたのは「京小町night~Kyo eco machi~」。
立命館の大学生が、主催したこのイベントは環境問題をテーマに掲げたもの。
参加条件の着物を身にまとった現役の女子大生ら約150人が参加し、
古着のファッションショーや展示を通じておしゃれに環境に優しい取り組みをアピールしました。
着物をドレスコードにした理由について、
イベントを主催した学生団体「BAMP」の温井さんは
「着物は代々受け継がれるもの。着られなくなっても、
巾着や雑巾などにしてリメイクされて使われてきた歴史がある。
エコを象徴するものだと思う」と話してくれました。
当日、開場時間が近づくと会場前には
思い思いに着物を着こなした若い女性の姿が通りに溢れます。
道行く人も「何があるの?」と興味深げに見ていくのが印象的でした。
そして、会場内はこのような状態。
華やかすぎて(しかも平均年齢が若すぎて)、そのまぶしさに卒倒しそうでした。
立食パーティーの途中では
同大学のファッションサークル「グランブルー402」が
手がけた古着を使ったファッションショーが。
モデル(これも学生!)が登場するたびに会場からは歓声がもれ
フラッシュがあちこちでたかれていました。
そして、イベントが終わると出口付近で
ひとつひとつデザインの違うエコバッグが配られます。
「エコをやらされているのではなくて、楽しんでほしいんです」と代表の近藤さん。
理想は「可愛く、オシャレなことをしていたら、エコにつながっていた」なのだとか。
帰り道にエコバッグを持って歩く女性たち。
その姿をまたもや道行く人たちが興味深げに眺めます。
彼女たちが「歩くエコPR」の役割を果たし、
まさにコンセプト通りの「気づいたらエコ」が完成していますね。
コンセプトといい、アイディアの素晴らしさと
150人もの参加者がいたにも関わらず、進行もスムーズ。
主催した学生さんたちの力量に驚かされたイベントでした。
(Text by Ryoko HORIIKE)
○京都に関する“取材”や“情報提供”のご依頼は
メール:edit アットマーク onozomi.com
電話:075-254-0789
までお願いします。
○京都のトレンドをお伝えするメールマガジン配信中!
応募はこちらからどうぞ↓
http://onozomi.com/melma.html
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大がかりなイベントがるという情報を聞きつけ、取材に行って来ました。
2月3日。烏丸蛸薬師にあるフローイング烏丸で
行わたのは「京小町night~Kyo eco machi~」。
立命館の大学生が、主催したこのイベントは環境問題をテーマに掲げたもの。
参加条件の着物を身にまとった現役の女子大生ら約150人が参加し、
古着のファッションショーや展示を通じておしゃれに環境に優しい取り組みをアピールしました。
着物をドレスコードにした理由について、
イベントを主催した学生団体「BAMP」の温井さんは
「着物は代々受け継がれるもの。着られなくなっても、
巾着や雑巾などにしてリメイクされて使われてきた歴史がある。
エコを象徴するものだと思う」と話してくれました。
当日、開場時間が近づくと会場前には
思い思いに着物を着こなした若い女性の姿が通りに溢れます。
道行く人も「何があるの?」と興味深げに見ていくのが印象的でした。
そして、会場内はこのような状態。
華やかすぎて(しかも平均年齢が若すぎて)、そのまぶしさに卒倒しそうでした。
立食パーティーの途中では
同大学のファッションサークル「グランブルー402」が
手がけた古着を使ったファッションショーが。
モデル(これも学生!)が登場するたびに会場からは歓声がもれ
フラッシュがあちこちでたかれていました。
そして、イベントが終わると出口付近で
ひとつひとつデザインの違うエコバッグが配られます。
「エコをやらされているのではなくて、楽しんでほしいんです」と代表の近藤さん。
理想は「可愛く、オシャレなことをしていたら、エコにつながっていた」なのだとか。
帰り道にエコバッグを持って歩く女性たち。
その姿をまたもや道行く人たちが興味深げに眺めます。
彼女たちが「歩くエコPR」の役割を果たし、
まさにコンセプト通りの「気づいたらエコ」が完成していますね。
コンセプトといい、アイディアの素晴らしさと
150人もの参加者がいたにも関わらず、進行もスムーズ。
主催した学生さんたちの力量に驚かされたイベントでした。
(Text by Ryoko HORIIKE)
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2008年02月05日
手ぬぐいブームにもの申す?!「粋なアイテムの今むかし」
つばめ・チェリー・チェック・自転車・猫・いのしし。
これらはすべて、京都の街中で目にした手ぬぐいの柄なんです。
色柄の多さはもちろん、ハンカチサイズのものから、
風呂敷やストールとして活用できる大判サイズのものまで揃い、
最近の手ぬぐいというものは、もはや“ファッション”の1アイテムといっても
過言ではないようです。
◆
本来手ぬぐいといえば、
手を拭いたり洗顔、入浴時に体を洗ったりするための木綿の平織りの布で、
日よけや汗拭いなどの目的で頭にかぶることもあるものーーー
その端の方がわざと縫われていないのは下駄の鼻緒が取れたり、
ケガをしてしまったり等の緊急時に適度な大きさに切れるようにする為の工夫
というイメージ。
では、いつから私たちの暮らしに登場したのでしょう?
◆
奈良時代の文献には既に「たのごひ(た=手、のごひ=拭う)」
という文字が見られ神事に使われたようです。
しかしながら当時の日本で木綿栽培を行うことは難しく、
また庶民に衣服の素材にも厳格取り決めがあったことから、
その後、平安・鎌倉・室町と過ぎ…
1500年頃になってようやく木綿栽培の技術が輸入されたと同時に
その肌触りの良さから人気が広まったよう。
江戸時代になり「木綿」が庶民のの手に届く布となり、
歌舞伎役者に観客が関心を買うために「手ぬぐい」を贈ったのが、
庶民にとっての「手ぬぐい文化のルーツ」だったようです。
その後、手ぬぐいは歌舞伎役者の名刺代わりとして
紋や名前にちなんだ文様など、粋な趣向をこらしたものが
多くつくられ、「粋な流行の最新アイテム」として
皆がマネていったのです。
◆
そんな粋なアイテムだった「手ぬぐい」は、
現代のモダンでキュートな柄と共に
京都で確実によみがえったと言えるでしょう。
時には小さなお土産として
時には自分用のファッションアイテムとして
時にはお世話になった方への贈り物として。
想いの分だけ、使い方が生まれる素敵なモノですね。
さて、そんな手ぬぐいブームの昨今、
新たな手ぬぐいブランドがリリースされました。
その名も「にじゆら」!
“注染”という伝統的な染の技法を最大限に活かし
現在のクリエイターたちの新しい個性とかけあわされた手ぬぐい。
ゆらゆらと色が「にじむ」味わいこそ最大の特徴で、
すべて手仕事で作られた証拠でもあるんです。
あなたも、素敵な一枚を見つけに行きませんか?
_________________________________News!
●TrademarkKyoto
『にじゆらな、おもてなし』
2008年2月9日(土)〜2月11日(月・祝)
13:00-19:00
期間中にお茶会など、イベント開催も予定。
会場/TrademarkKyoto
京都市中京区蛸薬師新町西入るDogCafe北側
●alphabet
『にじゆら 手ぬぐい』展
2008年2月16日(土)〜2月29日(金)
11:00-20:00(最終日は16:00まで)
会場/alphabet
京都市北区上賀茂桜井町101エデン北山1F
※両会場とも入場無料、会期中無休
_________________________________
関連リンク)
和てぬぐいの店 ありすや
(Text by Mariko OKU)
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色柄の多さはもちろん、ハンカチサイズのものから、
風呂敷やストールとして活用できる大判サイズのものまで揃い、
最近の手ぬぐいというものは、もはや“ファッション”の1アイテムといっても
過言ではないようです。
◆
本来手ぬぐいといえば、
手を拭いたり洗顔、入浴時に体を洗ったりするための木綿の平織りの布で、
日よけや汗拭いなどの目的で頭にかぶることもあるものーーー
その端の方がわざと縫われていないのは下駄の鼻緒が取れたり、
ケガをしてしまったり等の緊急時に適度な大きさに切れるようにする為の工夫
というイメージ。
では、いつから私たちの暮らしに登場したのでしょう?
◆
奈良時代の文献には既に「たのごひ(た=手、のごひ=拭う)」
という文字が見られ神事に使われたようです。
しかしながら当時の日本で木綿栽培を行うことは難しく、
また庶民に衣服の素材にも厳格取り決めがあったことから、
その後、平安・鎌倉・室町と過ぎ…
1500年頃になってようやく木綿栽培の技術が輸入されたと同時に
その肌触りの良さから人気が広まったよう。
江戸時代になり「木綿」が庶民のの手に届く布となり、
歌舞伎役者に観客が関心を買うために「手ぬぐい」を贈ったのが、
庶民にとっての「手ぬぐい文化のルーツ」だったようです。
その後、手ぬぐいは歌舞伎役者の名刺代わりとして
紋や名前にちなんだ文様など、粋な趣向をこらしたものが
多くつくられ、「粋な流行の最新アイテム」として
皆がマネていったのです。
◆
そんな粋なアイテムだった「手ぬぐい」は、
現代のモダンでキュートな柄と共に
京都で確実によみがえったと言えるでしょう。
時には小さなお土産として
時には自分用のファッションアイテムとして
時にはお世話になった方への贈り物として。
想いの分だけ、使い方が生まれる素敵なモノですね。
さて、そんな手ぬぐいブームの昨今、
新たな手ぬぐいブランドがリリースされました。
その名も「にじゆら」!
“注染”という伝統的な染の技法を最大限に活かし
現在のクリエイターたちの新しい個性とかけあわされた手ぬぐい。
ゆらゆらと色が「にじむ」味わいこそ最大の特徴で、
すべて手仕事で作られた証拠でもあるんです。
あなたも、素敵な一枚を見つけに行きませんか?
_________________________________News!
●TrademarkKyoto
『にじゆらな、おもてなし』
2008年2月9日(土)〜2月11日(月・祝)
13:00-19:00
期間中にお茶会など、イベント開催も予定。
会場/TrademarkKyoto
京都市中京区蛸薬師新町西入るDogCafe北側
●alphabet
『にじゆら 手ぬぐい』展
2008年2月16日(土)〜2月29日(金)
11:00-20:00(最終日は16:00まで)
会場/alphabet
京都市北区上賀茂桜井町101エデン北山1F
※両会場とも入場無料、会期中無休
_________________________________
関連リンク)
和てぬぐいの店 ありすや
(Text by Mariko OKU)
○京都に関する“取材”や“情報提供”のご依頼は
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電話:075-254-0789
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