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2008年01月31日
表現するって難しい。「2008Kao展」開催中!
表現するって難しい。「2008 Kao展」開催中!
今日のお昼に、三条御幸町の同時代ギャラリーで
開催中の写真展に行ってきました↓
_________________________________
●Kao展 もうひとつのレンズのむこう
主に京都で活動する、雑誌・コマーシャルプロカメラマン
24人によるグループ企画写真展−
オンタイムとは別の自分の「顔」を表現します。
1/29(火)〜2/3(日)
12:00〜19:00(最終日〜18:00)
同時代ギャラリー
京都市中京区三条通御幸町東南角
1928ビル1階
075-256-6155
_________________________________
ふだん雑誌をはじめとした媒体の取材でお世話になっている
カメラマンの方々が多数出展されていたのですが、
ビジネスワークでなく、クリエイターとしての数々の作品に
新しい「顔」を発見したような気がします。
昨年から、私自身も写真教室に通いはじめたこともあって
写真展に足を運ぶと、どうしても機材や撮影方法、
出力紙や出力方法の選び方、フレームや照明などの展示方法など
が気になってしまいます。
もちろん、これらは表現上ではスペック的なものかもしれませんが
そこに至るまでの取捨選択の過程や、どういう試行錯誤があって
その写真ができあがったのか、ということを考えずにはいられません。
・1テーマを複数のカットで構成・表現する「組み写真」
・嘘や虚構のない街の風景をスナップ的に組み合わせた「リアル写真」
・わざと質感を活かした紙にインクジェットでプリントした「絵画的写真」
どれも、クリエイターとしての思いのこもったものでした。
本来の歴史からいえば
「一瞬、一瞬の“今”を切り取る」装置であったはずのカメラが
「一瞬、一瞬の“世界”を作り出している」ことの面白さ。
そこに作品写真を見る醍醐味があるのでしょう。
◆
たとえば今、京都の遊びや観光に求められているのも
もはや単なる客観的事実(ハードな部分)ではなく、
「どんな気分にさせるか」という世界観(ソフトで深い部分)に
なってきているでしょう。
◆
京都を中心に、雑誌や広告写真を牽引するカメラマン達による今回の作品展。
のぞけば、新しい京都の世界が少し見えてくるかもしれません。
ぜひ、今週末に出かけてみてはいかがでしょうか。
(Text by Mariko OKU)
○京都に関する“取材”や“情報提供”のご依頼は
メール:edit アットマーク onozomi.com
電話:075-254-0789
までお願いします。
http://www.onozomi.com/
Create the new, from Kyoto.
今日のお昼に、三条御幸町の同時代ギャラリーで
開催中の写真展に行ってきました↓
_________________________________
●Kao展 もうひとつのレンズのむこう
主に京都で活動する、雑誌・コマーシャルプロカメラマン
24人によるグループ企画写真展−
オンタイムとは別の自分の「顔」を表現します。
1/29(火)〜2/3(日)
12:00〜19:00(最終日〜18:00)
同時代ギャラリー
京都市中京区三条通御幸町東南角
1928ビル1階
075-256-6155
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ふだん雑誌をはじめとした媒体の取材でお世話になっている
カメラマンの方々が多数出展されていたのですが、
ビジネスワークでなく、クリエイターとしての数々の作品に
新しい「顔」を発見したような気がします。
昨年から、私自身も写真教室に通いはじめたこともあって
写真展に足を運ぶと、どうしても機材や撮影方法、
出力紙や出力方法の選び方、フレームや照明などの展示方法など
が気になってしまいます。
もちろん、これらは表現上ではスペック的なものかもしれませんが
そこに至るまでの取捨選択の過程や、どういう試行錯誤があって
その写真ができあがったのか、ということを考えずにはいられません。
・1テーマを複数のカットで構成・表現する「組み写真」
・嘘や虚構のない街の風景をスナップ的に組み合わせた「リアル写真」
・わざと質感を活かした紙にインクジェットでプリントした「絵画的写真」
どれも、クリエイターとしての思いのこもったものでした。
本来の歴史からいえば
「一瞬、一瞬の“今”を切り取る」装置であったはずのカメラが
「一瞬、一瞬の“世界”を作り出している」ことの面白さ。
そこに作品写真を見る醍醐味があるのでしょう。
◆
たとえば今、京都の遊びや観光に求められているのも
もはや単なる客観的事実(ハードな部分)ではなく、
「どんな気分にさせるか」という世界観(ソフトで深い部分)に
なってきているでしょう。
◆
京都を中心に、雑誌や広告写真を牽引するカメラマン達による今回の作品展。
のぞけば、新しい京都の世界が少し見えてくるかもしれません。
ぜひ、今週末に出かけてみてはいかがでしょうか。
(Text by Mariko OKU)
○京都に関する“取材”や“情報提供”のご依頼は
メール:edit アットマーク onozomi.com
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2008年01月31日
明日話したくなる「京都みやげ」
先日、東京の編集者の方と雑談をしていたときのこと。
「そういえば私“東京ばなな”って食べたことないんです…。」
と驚くべき発言!
関西から東京出張した帰りには私をはじめ他のスタッフも
毎度のように“東京ばなな”や“金のたまご”を購入して帰ってくるお菓子なので、
かれこれ何度食べたことか数えきれないほどのド定番。
ド定番と思っていたものが、実は地元・東京人は食べる機会がないとは
なかなか皮肉なものです。
「京都という八ツ橋みたいなもので、
京都人で“私あそこの八ツ橋好きやねん”と話すことはないんですよ。
実際のところ、京都人(特に若い世代)ってそんなに八ツ橋食べてないんですよ」
と話は展開しました。
実際のところ、定番土産とされているものの多くが
列車や飛行機の売店で飛ぶように売れており、
賞味期限や保存方法、持ち運びの便利さなど
現在の形に至るまでの緻密な戦略があってこそヒットしたものなのでしょう。
しかしながら、時代は便利に発展していき
今や東京駅をはじめ全国の主要百貨店で京都のような地方の名店も出店し、
また、店舗直営のネット通販もさかんに行われるようになりました。
こうした便利な時代だからこそ、
「土産(=贈り物)」自体にストーリーが求められているのではないでしょうか。
例えば、
○3日限定の元祖どら焼き
その昔、東寺の銅鑼で焼いたことに起源を発する「笹屋伊織」のどら焼きは
完全に手作業で作られるために、今も東寺の弘法市にあわせて毎月21〜23日のみの限定販売
http://onozomi.com/book_kyoto/sweets/sweets3_shop1.html
○一年を無事に過ごすための大福茶
今から1000年以上も昔、都に疫病が蔓延した時に空也上人が大ぶりの茶碗に梅干を入れた
お茶をふるまったところ疫病が下火になったことに由来する大福茶。今でも京都では
正月に同じお茶を服して一年の無病息災を祈る文化があるのです。
http://www.fujiya-chaho.jp/
○アロハシャツは京都発祥!
アロハシャツといえばハワイアンリゾートでハワイ発祥だと思いがちだけど、
実は戦前にハワイに移民した日本人たちが、持っていた着物を仕立て直して
シャツにしたのがアロハの始まりだった。
http://onozomi.com/book_kyoto/kimono/kimono11_top1.html
など、ちょっと「へー」と思えるストーリーを知ると
一見どこでも手に入りそうなものでも
何だかありがたいような気持ちになるものです。
八ツ橋や東京ばななに全くストーリーがないというわけではないですが、
土産と一緒に、地域ならではの文化や歴史にふれる“土産話”があると
ちょっといいと思いませんか。
(Text by Mariko OKU)
○京都に関する“取材”や“情報提供”のご依頼は
メール:edit アットマーク onozomi.com
電話:075-254-0789
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http://www.onozomi.com/
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