ここにカスタムプラグイン1が入ります。

2008年06月04日

梅雨の京都は花ざかりだった?!「初夏の花見」

気象庁によると、
「6月2日、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」とのこと。
平年より6日、昨年よりも20日早い梅雨入りだそう。

京都でもここ数日、雨がふったりやんだりで
いよいよ川床&ビアガーデンの季節!とはいえ
夜はまだ肌寒い気候が続きます。

鬱々とした空模様ですが、
京都には梅雨の季節にこそ美しく花々
実はたくさんあるんです。

今回は、京都の社寺で6月に見頃を迎える
花情報をご紹介します!


(写真は07撮影:宇治市・三室戸寺にて)

_________________________________Pick Up!

<菖蒲(しょうぶ)>
●平安神宮(京都市左京区)
京都市左京区岡崎西天王町
http://www.heianjingu.or.jp/
伊勢系・肥後系・江戸系など、日本古来の品種の花菖蒲が
200種、2,000株も咲き競います。
▽花の見頃
6月上旬〜下旬頃まで
(今日の花菖蒲)
http://www.heianjingu.or.jp/09/0701.html

<桔梗(ききょう)>
●東福寺 塔頭 天得院 (京都市東山区)
京都市東山区本町15丁目802
http://www.tentokuin.jp/tera/teien.html
東福寺の塔頭の一つである天得院では、まもなく桔梗の
花が見頃を迎えます。杉苔に覆われた枯山水の庭園の
そこここから、青、紫、白の凛とした桔梗の花が咲き誇ります。
花が見頃を迎える期間中、境内では二汁五菜の精進料理「桔梗膳」を
いただくことができます。(3000円税込)
▽花の見頃
6月中旬〜7月中旬頃まで

<紫陽花(あじさい)>
●藤森神社(京都市伏見区)
京都市伏見区深草鳥居崎町609
http://www.fujinomorijinjya.or.jp/
境内にある紫陽花苑では、紫、白、ピンクの紫陽花が
約3500株も花開きます。また、6月15日には境内で
紫陽花祭が行われます。
▽花の見頃
6月上旬〜下旬頃まで
http://www.fujinomorijinjya.or.jp/ajisaimaturi.html

<紫陽花/蓮>
●三室戸寺(宇治市)
京都府宇治市菟道滋賀谷21
http://www.mimurotoji.com/index.php
広い境内の杉木立の中に約1万株ものあじさいが咲く三室戸寺は、
別名『あじさい寺』とも称されています。
あじさい園のOPEN期間中、6月14日〜6月29日の間の土・日曜日
(19時〜21時まで)には、園内のライトアップが行われ、
クラシックコンサートが行われます。
▽花の見頃(紫陽花)
6月上旬〜7月上旬頃まで
▽花の見頃(蓮)
6月下旬〜7月中旬頃まで
http://www.hanadera.com/2008_3/index.html

※花の見頃はあくまでも例年の参考データです。
予めご了承ください。

________________________________________



京都の花見は、桜だけではありません。
しっとりと歩ける、この時期の花見もまた楽しいものですよ。


             (Text by Mariko OKU)


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2008年05月29日

いま座禅と写経がCOOLな理由「京都のお寺体験事情」

春から夏を迎えるまでの、短い初夏の時間。

観光のオフピークと思われがちなこの時期も、
京都の街は、修学旅行生と外国人観光客で
意外とにぎわっています。

さて、過ごしやすい新緑のこの季節。
おのぞみ編集部スタッフで遠足へ行ってきました。


「京都の良さを旅行者の目線で感じよう」コンセプトに、
数々の検討、投票を重ねた結果決まった目的地は嵐山


「修学旅行生多いんじゃないの?」
「大学時代に嫌というほど行ったしなぁ」
「渡月橋は別れた彼女との思い出の場所やから」


などなど、行くまでは不満な声もあったものの
実際に行ってみると、目からウロコの発見だらけ。

中でも早朝から盛り上がったのは、
世界文化遺産・天龍寺での写経体験


予め人数と日時を伝えてお願いしていたので、
後醍醐天皇を祀る多宝殿の中で(当日はほぼ貸し切り状態でした!)
静かに写経をすることができました。



写経といっても初心者向けのものなので、
用紙には予めお経が薄く書かれており、
体験者は、その上から硯で墨をすってなぞるように筆を走らせます。



そんな私たち編集部員の体験もさることながら、
いま、東京の丸の内OLの間でも「座禅と写経がCOOL(かっこいい)!」と人気を集めているそう。
(仏教レジャーサークル「丸の内はんにゃ会」なんてのも)

若い女性に人気の理由は、
「静かに自分と向き合うことで何だか心洗われるから」だそう。


そこで、京都のお寺のプチリフレッシュ体験を集めてみました。

_________________________________Pick Up!

●天龍寺(京都市右京区)
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
075-881-1235
<座禅体験>
実施日:毎月第2日曜9:00〜10:00、毎月第3日曜17:30〜20:30
<写経体験>
実施日:電話にて問い合わせ・予約
http://www.rinnou.net/cont_03/10tenryu/


●建仁寺(京都市東山区)
京都市東山区大和大路通四条下る小松町
075-561-6363
<座禅体験>
実施日:毎月第2日曜8:00〜10:00
本坊で午前8時から行われる座禅会。座禅の後には法話も聞ける。
開始時刻は時期によって異なるので、事前にHPor電話で確認を。
http://www.kenninji.jp/info/index.html


●黄檗宗大本山 萬福寺(宇治市)
京都府宇治市五ヶ庄三番割34
0774-32-3900
<座禅&写経体験>
実施日:毎日
※個人の方でも参加できる坐禅や写経を受け付けされている
(坐禅研修は5名から、個人の坐禅・写経は1名から)
その他、1日や1泊、2泊での研修コースもあり。
http://www.obakusan.or.jp/kensyu/index.html


●臨済宗大本山 妙心寺退蔵院(京都市右京区)
京都市右京区花園妙心寺町35
075-463-2855
外国人観光客に向けての座禅、茶、精進料理、写経/御朱印の
体験を英語で実施している。
海外からのゲスト案内にどうぞ。
http://www.taizoin.com/en/taizoin.php?itemid=24

▽副住職のインタビュー記事「真剣な会話」はこちらから↓
http://www.onozomi.com/kaiwa/myoshinji1.html

_______________________________________

ただ見て知るだけでなく、自ら体を動かして感じる喜び。
お寺には、そんな楽しみもあるのです。




                                                             (Text by Mariko OKU)


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タグ :座禅写経


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2008年04月18日

あ、リトルでも京都案内!「外国人ゲストのための京都情報」


桜の見頃を過ぎたものの、
まだまだ春の観光シーズンまっさかりの京都。

先週末、京都に入洛したおかんを連れて嵐山へ行ってきました。
春の陽気な天気の中、京福嵐山駅をスタートし、天龍寺前をすぎ渡月橋から
保津川沿いに亀山公園、竹林、嵯峨野方面をぶらぶらと散策。


のんきにぶらぶら歩いていると、
嵯峨野の真ん中にある地図掲示板前で外国人観光客の方に声をかけられました。

「Are you・・・・・English?」(外国人ゲスト)
「・・・・・・・・・・」(私)
「ノーノー アイム ア リトル」(おかん!)
「Oh・・・・・temple・・・recommend?」(外国人ゲスト)
「(この辺でどの寺が素晴らしいかって聞いてるらしい)」(私)
「ココとアッチ(←地図を指差す)」(おかん!)
「バット、どこもベリーミニマムテンプル。どこもいいよ。グッドグッド!」(おかん!)

「アリガトウゴザイマシタ!」(外国人ゲスト)


つ、伝わってる!
なんとなく、でも確かに。



京都市を訪れる外国人観光客が年々増えているそうで、
この春は前年よりも多くの外国人ゲストの姿を目にします。

しかしながら、地元京都人の中でも「英語の苦手意識の強い人」が多く(私含む)
いざ英語でガイドするとなると、一歩身を引いてしまうものです。


そこで、今回はぜひ外国人ゲストのガイドの際に利用したい
京都の文化から現代カルチャーを網羅した情報媒体を紹介します。


_________________________________Pick Up!

●京都市オフィシャル、京都人も大注目のサイト
『Kyoto Travel Guide』

2008年4月にリニューアルした同サイト。
京都の地理から、街のなりたち、そしてホットなイベントまで
詳しく紹介。中でも注目は、京都在住の外国人による京都の文化や
街のトレンド紹介ブログ!京都人よりも京都に詳しいかも…?!


Introducing the New“Kyoto Travel Guide”

We will update this site with new types of content, providing
information on festivals, exhibitions, and seasonal courses
available for each month.
Visitors to Kyoto will be able to tailor their itinerary to the season
and experience the best of Kyoto at any given time of year.

Additionally, our “Kyoto Blog” features articles written by
foreigners living in Kyoto.
Please check it out when you are planning your trip!


『Kyoto Travel Guide』official-page/
http://www.kyoto.travel/index.html

『KYOTO BLOG』official-page/
http://kyototravelguide.blogspot.com/
________________________________________

●大学生が作った木屋町英語ガイドブック
『KIYAMACHI WALKER』

立命館大学政策科学部のゼミプロジェクトの一環で、
外国人ゲストを対象とした木屋町エリア情報誌を発行
その名も『KIYAMACHI WALKER』!

大学生自ら店舗の調査や、木屋町の歴史、
京都を訪れた外国人へのインタビューを行い、
冊子やウェブサイトのコンテンツ作成を担当している。


This book tells you about Kiyamachi, one of the oldest
entertainment districts in Kyoto.
You can learn about interesting history.
You can know about many eating and drinking places
from famous Japanese cuisine restaurants to popular bars.
After the learning, all you have to do is COME and ENJOY!!

『KIYAMACHI WALKER』official-page/
http://decodingkyoto.policy-science.jp/
________________________________________


質問されて沈黙することがないよう、
ゲスト案内の際には、ぜひ事前にチェックしましょう。


             (Text by momonga)


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2008年03月26日

京都でコスプレ?「春の京都で変身しましょう」


「ベタなご当地グルメを食べ尽くそう、ツアー」と自ら称して
先週末に名古屋に行ってきました。

手羽先、ひつまぶし、宮きしめん、名古屋コーチン
味噌カツ、シロノワール、天むす、小倉トースト…。

一体2日間で何カロリーを摂取したのでしょう、私…。


そんなこんなで週明けに土産を配りつつ土産話をしていたら

「それにしてもベタなラインナップやなぁ。
 俺ら京都で住んでるから忘れがちやけど、旅行者が
 京都観光に来たらやっぱベタなことははずせへんのやで〜」

とのスタッフ談。



そこで、今回は春の京都観光を検討中の乙女のために
京風コスプレ「着物」を気軽に来たり、借りたりできる
スポットをご案内します!

_________________________________Pick Up!

●着物レンタルなら!
「きものであそぼ」
遠藤子さんによるトータルコーディネイト着物を貸出してくれる
着物レンタルサービス。価格は素材や種類で異なり7500円〜。
お店では手頃な木綿着物や小物の販売も。
京都市上京区浄福寺通り上立売上ル大黒町689-6
075-411-4521
11:00〜18:00
無休
http://www.kimonodeasobo.jp/rental@.html

「染匠きたむら」
高台寺表門前に店を構え、着物レンタルのほかにも
和装小物や着物を販売。女性用80着のほかに男性用も20着あり
カップ利用にも最適。レンタル一式5250円
京都市東山区下河原通高台寺表門前南町418
075-531-3981
10:30〜18:00
無休
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sensho-k/top.html



●舞妓体験なら
「舞妓変身処 ペンション祇園」
祇園で代々舞妓の家系で生まれ育った女将自ら着付けや
お行儀作法を教えてくれるので、本格的な舞妓変身ができるスポット。
舞妓のまち祇園を舞妓姿で楽しんだあとは、モダンなつくりの宿にも
宿泊できます。宿泊付きの舞妓変身コース15500円〜。
宿泊(素泊まり)はシングル1泊8000円〜。
京都市東山区花見小路下ル安井小松町562
075-525-2152
http://www.gion-souen.com/



●十二単体験なら
「京都平安装束体験所」
本やテレビでは見たことあるけれど、
あまり触れる機会のない十二単や直衣などの平安装束。
十二単変身20000円〜
京都市中京区二条通高倉西入松屋町58
075-231-2980
http://www.heian-soen.jp/taiken/

________________________________________

着物で女は二割り増し!
あなたも京都でぜひ着物体験を。
             (Text by Mariko OKU)


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2008年03月14日

今夜誰かと「京都・東山花灯路−2008」


京の早春の風物詩「京都・東山花灯路」が
今夜からいよいよスタートしました。

今年で6回目の開催ということで、このイベントが始まると
「そろそろ春の始まりだなぁ」と感じます。


白壁や木々にゆらめく陰影,石畳に映えるほのかな灯り、
門前町の店頭に彩りをそえるはんなりとした灯りなど
6種類約2400基の露地行灯の「灯り」といけばな作品の「花」が
東山の散策道をやさしく照らします。

今年も、期間中は東山エリアで関連イベントが満載です!
お出かけ前にイベント等の時間をチェックしてからどうぞ。

注目イベント!
○狐の嫁入り行列(知恩院出発:19時/20時15分)
○京の酒・春の新酒 利き酒・即売会(法観寺境内:3/20〜3/23 18時〜)
○スカイバスin京都・東山花灯路2008」特別試乗会(3/14〜16 13時〜高台寺公園で受付)


_________________________________Infomation!

●「京都・東山花灯路−2008」



・開催期間:2008.3.14(金)〜2008.3.23(日)
・灯りの点灯時間:18時〜21時30分(※雨天決行)
・開催場所:
京都東山地域(北は青蓮院から円山公園、八坂神社を通り
南は清水寺までの東山散策路と周辺寺院・神社等)
・アクセス:(JR京都駅から市バスで)
「五条坂」「清水道」「東山安井」「祇園」「知恩院前」下車各所へ。
市営地下鉄東西線「東山駅」下車青蓮院まで徒歩10分など。

主催:京都・花灯路推進協議会事務局
   http://www.hanatouro.jp/
________________________________________


今日の京都は、あいにく朝から春雨です…。

足元こそ多少悪いものの、週末&ホワイトデーの
今夜はきっと盛り上がることでしょう。

             (Text by Mariko OKU)


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2008年03月06日

おけいはんだったら「駅名も変えてしまいます」


いつもチャリで市内を移動している私にとっては
乗り慣れないバスや電車の路線ほど
おそろしいものはありません。

観光客の方だったら「地図」を持っていることが多いですが
地元人の気のゆるみから以外と路線マップを持たずに
出かけてしまうのです。


先日、平安神宮まで京都市地下鉄で行こうとしたら
うっかり間違いで大変な目にあいました。

「はて、最寄りはどこなんだろう?東山?蹴上?
 東山駅までの車内放送では、知恩院の案内しか流れないし…。
 ということはもう一つ先かなぁ。」


蹴上駅で下車後、私のとった行動といえば

●ホームに最寄り観光地の地図がないか探す
 ↓
●でも、なかった!
 ↓
●改札まであがって地図を見るのがめんどくさい
 ↓
●そうだ、携帯で京都府のイベントページを見よう!
 ↓
●平安神宮へのアクセスはバスしか乗ってない
 ↓
●何か違うような気がするなぁ。
 ↓
●そうこうしている内に西行きの電車がホーム到着
 ↓
●よーし乗り込んじゃえ
 ↓
●間違っていても歩く覚悟で、東山から改札を出る
 ↓
●改札を出た所にある看板でどうやら正解だったらしいことが分かる



ということだったのです。めんどくさいですね。



そんな中


「おけいはん」こと、
京阪電車から観光客にやさしい情報が
リリースされました。

_________________________________Pick Up!

京阪電鉄はこの秋、京都市内の3駅の駅名を変更する。

●「丸太町」→「神宮丸太町」
●「四条」→「祇園四条」
●「五条」→「清水五条」


にそれぞれリニューアル!

「丸太町」は平安神宮に近いこと、
「四条」は祇園の中心にあること、
「五条」は清水寺の最寄り駅であることから、

駅名に観光地名を入れ、京都に訪れる観光客がよりスムーズに
目的地に向かえるように考えてのネーミングだそう。
http://www.keihan.co.jp/
________________________________________


…ということは、
御所近くに暮らす私の最寄り駅は「神宮丸太町」になります。
なんだか雅な感じでいいですね。


             (Text by Mariko OKU)


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2008年03月04日

ツレがセレブだったら?「日本初のセレクタブルホテル」


もうすぐの季節ですね。

…ということは、京都では
今年も春の観光シーズンの始まりです。


京都に暮らしていると、桜や紅葉の季節になると
きまって知人・友人がミヤコに遊びに来て
「なんかいいところ案内して〜!」と言われます。

しかもそのリクエストは年齢と年収に応じて
どんどんあがっていくようで…。


今年はどんなプチセレブのツレが来ようとも
私にはとっておきのネタがあるんです。

昨年末にリリースされた「SCREEN KYOTO」
いわく、【日本発のセレクタブルホテル】だそう!

_________________________________Pick Up!

●「HOTEL SCREEN KYOTO」

御所南(寺町丸太町)という立地、
13室のゲストルームすべてを、13組の国内外のクリエイターにより、
13通りのデザインで仕上げたという、まさしく大人の隠れ家的なホテル。

              ※画像をクリック↓




日本のよきデザイン、海外の刺激的なデザインが
それぞれのお部屋に凝縮されていて、
どこに泊まるか迷ってしまうこと必至。


住所:京都市中京区寺町丸太町下ル下御霊前町 640-1
電話:075-252-1113(代)
HP/http://hotel-screen.com/index.html
_________________________________


昨夜、帰りの夜道で隣家の塀のすき間から
黒くて小さな動物がすばしこく、私の視界を駆け抜けました。

ねずみにしては大きいし、猫にしては小さいし…。

そんな我が家も御所から同じ徒歩圏なのですが
何なのでしょうこの違いは…。

             (Text by Mariko OKU)


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2008年02月28日

募集しています!「これもまた京都観光」



先日のblog
冬季インターンシップを実施中とご報告しました通り、
今日の午後に中間プレゼンテーションを実施しました。




今回のインターン課題は

「私が京都市長になったら~
 さらなる観光都市として発展するために
 こんな事業を展開する!」




参加した大学生5名は、特定の観光テーマに絞り
2週間という期間中にそれぞれ取材・ヒアリングを行い、
今日のプレゼンにのぞみました。

ちなみに現時点でのテーマは以下のもの。


○「観光に従事する人材育成のための新事業プラン」
○「冬の京都におこしやす、新観光事業プラン」
○「社寺を中心とした、新観光事業プラン」
○「京都の伝統工芸継承と、交流のための新観光事業プラン」
○「京都の若手アーティストの創作力を活かした新観光事業プラン」

新事業プランの方は、最終プレゼンまでヒミツですが、
取材を通した現状分析としては着眼点も各自おもしろく、
「あ~こんな見方や、関連付け方もあったか!」と
新たな気づきが沢山ありました。




地元で観光ガイドに関わる仕事をしていると、
やはり現状人気なものから改善・改良型で観光方法を考えがちですが、
若手アーティストによる現代アートや、交流型観光など
意外なところに「新しい魅力」がころがっているものです。


はたして京都市は「入洛者数5000万人計画」を達成したとき
何を次に目指していくべきなのか。


「現状の規模拡大…」と粛々と計画を継続するのではなく、
観光都市として成長過程にある今こそ
本質的な目的をしっかりと見つめなおすべき時に
きているのではないでしょうか。




さて、
今日は新しい京都の魅力を見つけられる?
地元人こそ参加したくなるツウなイベントをご紹介!



_________________________________Pick Up!

○3/14~3/23「狐の嫁入り巡業」@高台寺

3月中旬に行われる東山花灯路の期間中に行われる
一風変わったイベントの体験モデル募集。
「狐の花嫁」に扮して人力車に乗り込み、
知恩院から高台寺への道を駆け抜けるという
ファンタジックな催し。
話題のマキメ文学でいう「狐の使い番」になれますよ!
http://www.kodaiji.com/event/yomeiri2008.html



○2/14~3/31「ニッセン飛行船プロジェクト2008」@京都上空

[飛行船乗船ツアー募集]
・乗船地:全国5会場
・当選者数:5会場 各3組6名様(合計15組30名様)
・応募期間:2月14日(木)~3月31日(月)
・応募要項:ニッセンホームページより
・URL:http://www.nissen.jp/hikosen/

_________________________________



それにしても、
京大出身作家の万城目(マキメ)さん作品の
『鹿男あおによし』おもしろいですね。

原作と放映中のテレビドラマでは人物設定など異なりますが、
京都や奈良といった古都で繰り広げられる
ファンタジックな歴史ドラマはついつい
はまってしまいます。


…今宵の編集部は閑散。
みんなマキメさんのドラマ見たかったのか?!


             (Text by Mariko OKU)


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2008年02月25日

キャラクターを考える「京都の次の担い手は?」

国立大学の入試シーズン真っ只中。
京都大学のキャンパスには受験生を出迎えるために、
なんと「てんどんまん」の銅像が登場したそうです。

てんどんまんの横には
「京大に、愛と勇気だけの学風を築くために多大な功績を残した。
 どうか彼のごはんを残さないでください」とメッセージを記した看板も。

                                                             ↓京都新聞webサイトより




ちなみに、
京都のお隣・奈良県では現在「平城京遷都記念」でとあるキャラクターの
名付け親を募集しているのですが、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」の
愛くるしさに比べ、なんという不気味な…。



とにもかくにも、キャラクターというものはお騒がせな存在です。
本来、街の顔として全国各地、また世界中の人々に
(多くの場合ホホエミと)メッセージを伝える役割を担うはずが、
上手くいく場合と、さっぱりの場合と大きく明暗が分かれます。

というわけで、次の京都の顔を担うキャラクターを探るべく
新旧のキャラクター事情をご紹介!

_________________________________Pick Up!

●未来くん(1988,京都国体公式マスコット)


漫画家のグレゴリ青山さんが大変プッシュしている「未来くん」。
京都国体の際に誕生したキャラクターは、牛若丸がモチーフ?!
松明を手に「光り輝く未来に向かってたくましく発展していく様を体で表現」とのことですが
今やどこに雲隠れされたのでしょう。

●おたべちゃん(おたべ公式キャラクター)


八ツ橋で有名な「おたべ」の看板娘・おたべちゃん。
京都の舞妓さんで、おたべのお店でもパッケージでももはやおなじみの存在。
ちなみに最近むかついた事は「ちょっとふとった?」と言われたこと。
…これは私と同じですね。おたべちゃんには主要観光地の店先などで会えます。

●たわわちゃん(京都タワー公式キャラクター)
近年、京都タワーのキャラクターとして登場したたわわちゃん。
ゆるくて、愛くるしい姿が、けっこう評判を呼んでいます。
また、ノッポンやひこにゃんとの交流行事にも参加するなど積極的に活動中。
◇たわわちゃん活動記録はこちらから↓
http://www.kyoto-tower.co.jp/kyototower/activity/index.html
_________________________________

大阪のUSJや、神戸の王子動物園のように
古都京都には「愛くるしさ」にあふれたテーマパークが
確かに少ないのです。

ですが、

舞妓さんや芸妓さんをはじめとした京都美人、
街に数多くあるお寺のお坊さん、
てんどんまんを作ってしまうような大学生などなど

もはや「街の顔」として強い個性とメッセージを持って
京都を訪れる人々を迎える「人」がいるではありませんか。


やはり日本屈指の観光都市・京都ゆえ、
私たちはキャラクターだけに頼らず
ひとりひとりが「京都人」として強いメッセージと
時には遠回しなイケズをいう勇気を持って、こういいましょう。


「おいでやすぅ。」


             (Text by Mariko OKU)


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2008年02月22日

2月だからこそホテル!「京都の注目宿泊プラン」

京都市観光局の観光資料によりますと、
年間5000万人近くの観光客が訪れる観光都市とはいえ、
それでも2月は最も観光の落ち込む時期なのです。

(…て、地元人からすれば予想通りではあるのですが…)


そんなこともあって、実はこの時期に市内のホテルでは
お部屋をリニューアルしたり、
趣向を凝らした宿泊プランを作ったり、
ピークシーズンから比べればかなりお得な宿泊プランを
用意したりしています。


観光で来るよそさんのためのご案内だけでなく、
たまには地元の新ホテルをのんびりと利用してみるのもいいですね。

というわけで、今回は注目の宿泊プランをご紹介!

_________________________________Pick Up!

●京都東急ホテル(堀川)

注目の宿泊プラン:【トワイライトアフター6】
2007年10月にラグジュアリーに改装をした8F客室が注目の的。
同じく7Fフロアも現在改装中とあって、2月28日(水)まで
8Fデラックスフロアor4〜6Fスーぺリアフロアに格安プランが登場。
(私は東急ホテルさん1Fのたん熊の朝食が大好きです)




●ホテルモントレ京都(烏丸蛸薬師)

注目の宿泊プラン:【天然温泉付スパ無料 ウィンターSPECIAL!】
昨春にオープンしたニューフェイスホテル。近いゆえに知らない人も
まだまだいるかもしれないけれど、このホテルには天然温泉「トリニテ」が
設備としてあるのです。寒い冬にうれしいお得なプランですね。
(京都の街中には温泉がないので、ちょっとした旅気分も)


●京都ブライトンホテル(御所西)

注目の宿泊プラン:【リニューアルルームモニタープラン】
京都ブライトンホテルは開業20周年を記念して、
「ブライトンツイン(42m2・デラックスツイン)」が
「エグゼクティブツイン」として新しくリニューアル。
進化した客室を、3/20までの期間限定・格安価格で。
(静かなロケーションなので、のんびりと夜を過ごせそう)


●京都ロイヤルホテル&スパ(河原町三条)

注目の宿泊プラン:【エナジーチャージ】
ロイヤルホテルといえば、仏・クラランスと共同で作った
「コトラン・スパ」が2007年の開業以降、大人気!
今回はスパでのトリートメントとホットヨガがセットになった、
女性限定プラン。デトックス効果と心身のリフレッシュが期待できるそう。
(春までに女磨きですね)

__________________________________



オフィスが烏丸御池にあることもあって、
ごくたまに道を歩いているとこんな質問を何度かされました。

ブライトンホテルのバス乗り場はどこですか?」(よそさん)

「え…、ブライトンの最寄り駅はきっと今出川駅だと思うんですが」(わたし)

「でも、烏丸御池で下車するといいとお知らせいただいて」(よそさん)

「ごめんなさい。わかりません…。」

というわけで、その後よーく街を見ていると
ちょうど烏丸御池交差点の北東角(御池通烏丸東入る)から
定期的に京都ブライドトンホテルのホテルバスが運行しているようなのですね。

地元人だからこそ知らない、地元のホテルサービス。
観光のオフシーズンだからこそ、存分に楽しもうではありませんか。

だって、よそさんに質問されて答えられなかったら、ちょっとムナシイですもんね。



関連リンク)京都ホテル戦国時代

             (Text by Mariko OKU)


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2008年02月18日

企画勝負なんです「叡山電車のつくる京都観光」

○東京-新大阪間を2時間20分台で走るN700系のぞみにはもう乗りましたか?

○京都-大阪を結ぶ京阪特急には テレビカーがあるって知ってましたか?
なんだか、小田急線のロマンスカー的な香りがして素敵なんです。

○京都駅の0番ホームは北陸行き列車の発着ホーム。
 サンダーバードなんか特に“乙女萌え系”の車両だと思いませんか?

○難波-和歌山を結ぶ南海電車の特急「ラピート」のシートは豹柄。
 やっぱり大阪やなぁと思うのは私だけ?

…そんな鉄子はお嫌いですか?



さて、先週末に雑誌「nid」の取材で、
京都を代表するローカル電車・叡山電車(略称・叡電)さんに取材に行ってきました。

昨年、らくたび文庫さんから『叡電ゆるり各駅めぐり』という
乙女ブックが発刊されたこと、また沿線の一乗寺駅がカルチャーメッカとして
注目を集めつつあることもあり、最近では観光中の女子の利用談も多く耳にするように。



実際に叡電さんにうかがったところ、
他の電鉄さんの収入の大半が通勤定期であるのに対し、
叡電さんでは通勤利用が半分、観光利用が半分だそう。
(一乗寺、修学院、貴船、鞍馬…など確かに停車駅の界隈は観光名所ばかり!)

そこで、
「ローカルで希少な電鉄だからこそ個性のある電車にしよう!」と考え、
○現在12両ある現役の車両のほぼ全てが異なるデザインカラーの車体で構成、
○特に「きらら号」「こもれび号」などユニークな車体の発案、
○周辺の観光名所とセットにした観光切符の企画&発売、
という取り組みを盛んに行っているのです。


「一日で沿線をすべてまわるのは難しいと思うけれど、
 少し時間をかけてゆっくり足を運んで欲しいんです。
 僕ら鉄道会社はあくまでも『移動のための手段』、
 地域と一帯になって『地域の魅力を売って』いかなくては ならないんですよ。」


との談。




叡電の往復乗車券+鞍馬寺 愛山券+くらま温泉露天風呂入浴券がセットになった
「鞍馬・貴船散策チケット」(1700円)なんか、この時期にピッタリですね。

あくまでも「地域ありき」とのことですが、
その地域の埋もれた魅力を発掘し、発信することが
どれほどありがたいことか、はかりしれません。


_________________________________Pick up!

●叡電沿線 鍋合戦

「叡電が仕掛ける、冬の京都のあったか企画」



<鍋合戦の心得/参加方法>
一、鍋合戦参加店舗より、お好みの鍋料理店を選ぶ。
二、叡山電車に乗れる乗車券を買う。
三、乗車券とパンフレットを「出町柳駅」または「修学院駅事務所」にて、
   係員に提示する。
四、パンフレットに付いている“鍋クーポン”に叡電印を押印してもらう。
五、叡電印を押印したパンフレットを鍋料理店にて提示する。

2008年1月15日(火)〜3月31日(月)
場所/叡電「鍋合戦」参道店舗一覧
★詳しくは駅パンフレットをご参照ください
_________________________________


>カメラ系・鉄ちゃんの皆様
叡電のおすすめ撮影ポイントは貴船駅です。
きらら号に乗車して、おでかけくださいませ。


関連リンク)叡山電車

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2008年02月13日

冬の京都の魅力とは?「京の朝市におこしやす」

株式会社のぞみでは、今週から地元の大学生を集めての
冬期インターンシップがスタートしました。

今回は選考を通過した5名の大学生が参加しているのですが、
彼らの今回のインターン課題は【京都市の観光施策を考えよ!】

「私が京都市長になったなら…」という前提のもと、
京都市の抱える観光課題を見つけ、さらなる集客を目指して
それぞれの施策を“マニフェスト”として発表するものです。


たいそうな課題のようですが、年中ウェルカムなムード漂う
観光都市ゆえに、地元で暮らしていると実は一番身近な
関心事ではあるようです。


今回の課題発表資料は、
“大学生市長からの京都観光マニフェスト”として、
3月上旬におのぞみドットコム上で発表・市長投票を実施致します。


みなさま、どうぞwebからの投票をよろしくお願い致します。

ちょうど今週末は、ほんまの「京都市長選」が投開票ですね。ホットなテーマでしょ。




さて、そんなインターンシップ中の大学生が気になっていることは
なんで「冬の京都観光は不人気なのか?」ということ。

底冷え、景色が地味、そもそも冬の魅力がわからへんっていうのが
不人気の理由のようですが、寒いことに関していてば反論はあるようで。

彼らに言わせれば、
「みんな、ディズニーランドやシーには冬休みに行くよね?!
 しかも寒い中、アトラクション待ち2時間ってフツーだし。
 寒いことよりも、京都の町のアトラクションの魅力が薄いからじゃないか」

とのこと。

確かに、冬の社寺一般公開や新春のイベントごとは数多あるものの、
京都三大祭りや桜紅葉に比べたらいかんせん華がないですね。

一方で、
嵐山花灯路や東山花灯路などのライトアップイベントは
成功事例で、年を経るごとにじわじわと人気が高まっているんです。



そんな、冬の京都をさらに盛り上げようと
京都市などが企画したイベントが「京の朝市」

_________________________________Pick up!

●「京の朝市」岡崎公園 平安神宮(応天門前)




京都の文化観光ゾーン岡崎公園と平安神宮で実施する観光朝市。
京都の名産品が一同に集まるほか、小京都からも多数出品されます。
大道芸や利き酒・即売会などのイベントも盛り沢山!

2008年2月23日(土)・24日(日)
9:30〜16:00
場所/「京の朝市」岡崎公園 平安神宮(応天門前)  
参加/無料
_________________________________


ま、私に言わせると冬の京都に一番足りないのは
「LOVE」だと思うんですけどね。

クリスマス、年越しカウントダウン、バレンタイン、ホワイトデー。
現代では、こんなにLOVEをテーマにしたイベントが浸透しているのに
京都ではなんだか盛り上がりにかけるのが悲しく、うら寂しいですね。
(こうしたイベントごとは神戸の方がよく見える)


関連リンク)*京都新聞社:京都市長選

             (Text by Mariko OKU)


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2008年02月08日

源氏物語千年紀「京福電鉄・紫のゆかりちゃん号運行中」

「京都といえばやっぱりお寺、神社ですよね。
京都まで遊びに来たら、必ず1つは行くようにしてるんです。
あ、宗派とか由来とかで選ぶんじゃなくて、“雰囲気”です。」

と、昨日出会った女子大生(大阪在住)に言われました。

彼女たち関西圏の女子大生の間では、
「京都へ遊びに行く=ちょっとステキな和の雰囲気を味わいたい」というのがあるようで、
パンやカフェ、アートスポットめぐりが一番の目的なんだけど
神戸や大阪では味わえない「和の雰囲気」というのが魅力的なのだそうです。

夕闇が近づきはじめた格子戸の美しい街並、
しっとりとした石畳の道を静かに歩いていくと
その先の一軒から偶然、美しい装いの舞妓さんが現れて…。


なんていうのはドラマチックだなぁと思うけど、
実際のところ「あり得なくもない」というのが京都のおもしろさ。

平安時代に都が置かれてから
この街で積み重ねられてきた歴史に思いはせれば、
街中の狭い通りやなんてことのない広場だって、
かつての都人たちが集い、足を運んだ場所であるのかもしれません。




さて、そんな都人たちが暮らした平安時代を代表する文学作品といえば
いわずとしれた紫式部の「源氏物語」ですが、今年は源氏物語の記録が
確認されてからちょうど1000年を迎えることから、
「源氏物語千年紀」として、さまざまな催しが市内各所で行われます。


そんな中、京都の西を走る路面電車・京福電鉄(通称:嵐電)では、
2008年1月16日〜2008年12月中旬頃まで、源氏物語「紫のゆかりちゃん号」を運行

千年紀のロゴマークが車両ヘッドマークになり、
車両側面には源氏物語屏風絵がラッピングされた雅なもの。
車内には「源氏物語屏風絵が掲出」とくれば、マニアでなくとも一度は乗ってみたい!

                             ※京福電鉄HPにリンク↓


ちなみに、嵐電1日フリーきっぷ×1枚、嵐電乗車券×5枚がセット(1セット1,500円)
になった「源氏物語千年紀プレミアム記念乗車券」も発売中です。



ちなみに、かくゆう私、『源氏物語占い』によると「紫の上」キャラだそうです。

頑張るファイト満々の女性として見られがちですが、親しい人からは、ややナメられがち。あなたのやわらかな人あたりとやさしさが裏目に出るからです。けれど誰からも好かれることは疑いなし。

ほめられてるのやら、どうやら…。

_________________________________News!

●源氏物語千年紀協賛事業 
『平安時代と源氏物語を味わう』

千年紀を記念して、物語が描かれた平安時代と
物語に関連する様々なテーマを「王朝文化」の視点から探る
講演イベントが、源氏物語ゆかりの地・仁和寺で開催。
なお、講演後は仁和寺御殿の拝観付き!

■第一回「王朝の歴史と社会」
講師/朧谷 壽(同志社女子大学教授)
2008年3月15日(土) 12:30開場・13:30開演
会場/御室会館(仁和寺内)
参加費/2,000円(申込必要・仁和寺御殿拝観料含む)

申込方法:電話・FAX・ハガキにて(チケットぴあでも発売)
京福電気鉄道株式会社 源氏物語イベント係
電話/(075)801-5315
FAX/(075)841-4043


_________________________________

関連リンク)源氏物語千年紀委員会京福電気鉄道

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2008年01月31日

明日話したくなる「京都みやげ」


先日、東京の編集者の方と雑談をしていたときのこと。

「そういえば私“東京ばなな”って食べたことないんです…。」

と驚くべき発言!

関西から東京出張した帰りには私をはじめ他のスタッフも
毎度のように“東京ばなな”や“金のたまご”を購入して帰ってくるお菓子なので、
かれこれ何度食べたことか数えきれないほどのド定番。

ド定番と思っていたものが、実は地元・東京人は食べる機会がないとは
なかなか皮肉なものです。

「京都という八ツ橋みたいなもので、
 京都人で“私あそこの八ツ橋好きやねん”と話すことはないんですよ。
 実際のところ、京都人(特に若い世代)ってそんなに八ツ橋食べてないんですよ」

と話は展開しました。


実際のところ、定番土産とされているものの多くが
列車や飛行機の売店で飛ぶように売れており、
賞味期限や保存方法、持ち運びの便利さなど
現在の形に至るまでの緻密な戦略があってこそヒットしたものなのでしょう。

しかしながら、時代は便利に発展していき
今や東京駅をはじめ全国の主要百貨店で京都のような地方の名店も出店し、
また、店舗直営のネット通販もさかんに行われるようになりました。


こうした便利な時代だからこそ、
「土産(=贈り物)」自体にストーリーが求められているのではないでしょうか。

例えば、

○3日限定の元祖どら焼き
 その昔、東寺の銅鑼で焼いたことに起源を発する「笹屋伊織」のどら焼きは
 完全に手作業で作られるために、今も東寺の弘法市にあわせて毎月21〜23日のみの限定販売
 http://onozomi.com/book_kyoto/sweets/sweets3_shop1.html

○一年を無事に過ごすための大福茶
 今から1000年以上も昔、都に疫病が蔓延した時に空也上人が大ぶりの茶碗に梅干を入れた
 お茶をふるまったところ疫病が下火になったことに由来する大福茶。今でも京都では
 正月に同じお茶を服して一年の無病息災を祈る文化があるのです。
 http://www.fujiya-chaho.jp/

○アロハシャツは京都発祥!
 アロハシャツといえばハワイアンリゾートでハワイ発祥だと思いがちだけど、
 実は戦前にハワイに移民した日本人たちが、持っていた着物を仕立て直して
 シャツにしたのがアロハの始まりだった。
 http://onozomi.com/book_kyoto/kimono/kimono11_top1.html

など、ちょっと「へー」と思えるストーリーを知ると
一見どこでも手に入りそうなものでも
何だかありがたいような気持ちになるものです。


八ツ橋や東京ばななに全くストーリーがないというわけではないですが、
土産と一緒に、地域ならではの文化や歴史にふれる“土産話”があると
ちょっといいと思いませんか。

            (Text by Mariko OKU)

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